転職をして仕事中に体調が悪くなって思いがけない事態が起き入院したり、勤務中にケガをしてしまったり、思いがけない事が起きうる可能性が勤務中に働いていてれば有ると思います。
そんな時、療養補償給付が使えます。
とはいっても具体的にどうして良いかよく分からないのがほとんどだと思います。
しかし、手順などを知っていれば冷静に対処できる事は必ずあると思います。
そこで、社会保険に加入している企業で労災保険の療養補償給付について実際にブログ管理者の私が労災保険を使った具体的な例を紹介していきたいと思います。
療養補償給付を使えば治療費(病院代、薬代)がタダになります。必見です!
治療費を無料に出来る
業務中の思わぬ事故、ケガ、病気は労災保険を使えばタダです。
病院の受付で支払いの 時に「労災です。」と一言伝えるだけで支払いはしなくて良いのです。
会計時に注意する点は3つ!
①労災と伝える
②保険証は使わない
③労災指定の病院以外は一時的に立て替える必要がある
- 病院の受付で一言お伝えすれば、必要書類の提出が求められますが、基本的には所属している会社が用意してくれます。病院や薬局側でも親切に教えてくれるので、まずは労災と一言添えるのをお忘れなく。
- 保険証を使ってしまうと実費になってしまい、仕事中にケガや入院費を全額払わなくてはならなくなるので、注意が必要です。
- 労災病院や指定医療機関や薬局などでは無料で薬剤、治療を受けれます。指定医療機関以外での治療、薬剤支給を受ける場合は、原則として一時的に全額負担する必要があります。ですが、必要書類の提出で全額返金されるので安心してください。
労災保険を使わず保険証を使ってしまった時の対処法
労災保険を知らずにうっかり保険証を使ってしまった。
そんな時、どのように対処するのかをお伝えしたいと思います。
まずは受診した医療機関に健康保険から労災の切り替えが出来るのかの確認をする。
労災保険の切り替え可能な場合
・受付窓口で健康保険の自己負担した分を返金してもらう。労災保険の申請書を医療機関に提出
労災保険の切り替えが出来ない場合
・医療費について健康保険分も全額負担し、労災保険に請求する。
・傷病した上に費用も全額負担となると、手間も費用も時間もかかり大変大きな負担がかかりますが諦めずに返金してもらうようにしましょう。
何故治療費が無料になるの?
そもそも、病院又は薬局で実費額の負担がないのかと言うと、厳密には、勤務先(会社、企業)が保険料を全額負担しているからです。
私が入院した時や、ケガをしてしまったときに全く仕組みや、内容を理解していなかったので、労災保険を支払ってないのになんで使えるのか不思議でした。
今思えば生きていく中でとても大切な事だと実感しました。
補足事項ですが、一人でも働いている労働者(契約社員・アルバイト・パートさんも含む)を雇用している事業主(企業、会社)は、加入手続きを行っている・いないにかかわらず、労災保険関係が成立しているみたいです。
日本の社会制度おそるべしですね。
療養補償給付を使った具体例
どんな時に私が療養補償給付を使ったのかお伝えします。
私が鬼のように働いていた飲食店での話を具体例としてお伝えしていきます。
- 繁忙期の時期でもあり、毎日が忙しく働きづめで仕事中に体調が悪くなり、入院した時
- 入社してすぐの頃にうっかり包丁で指をざっくり切ってしまい指を6針縫った時
療養補償給付を2度使いましたが、2回とも予期せぬ事態なのでびっくりしたのを覚えっているのと不安な気持ちになっていたのを覚えています。
びっくりしすぎてまずは病院に行きました(笑)
まとめ
- 仕事中の思わぬケガや体調を崩し入院してしまった時に労災が使える。
- 労災保険の書類を提出すれば治療費は無料になる。
- 健康保険証は使わない。うかっり使うと必要書類を集めるのが大変。
- 労災保険は(会社・企業)が全額負担しているので無料で受診できる。
- 受診先に労災保険が適用されるか確認するのが最も間違えない最善策。